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梅ヶ枝酒造 蔵開き見学

平成22年2月13日・14日、佐世保市城間町にある梅ヶ枝酒造さんの蔵開きを見学してきました。

「梅ヶ枝酒造」という名前は、以前から知っていましたが実際の場所などを把握しておらず今回、初めて名前と場所が一致しました。



りっぱなお屋敷だと思っていると・・・・
やはり、梅ヶ枝酒造は国の有形文化財として指定されている建物でした。とても歴史を感じる建物です。梅ヶ枝酒造さんは、天明7年(1787年)江戸時代の中期頃に開業し現在に至る223年もの歴史がある酒造で、お酒造り一筋の造り酒屋です。
他、住居や瓶詰所なども貴重な存在です。


蔵開き当日は、たくさんのお客様で賑わっていました。
前に進めない位の人で新酒や振舞い酒にとても興味を示されてました。



佐世保市の朝長市長も、お祝いにかけつけてらっしゃいました。写真の樽酒は、にごり酒と生酒が混ぜてあり、飲まれた方は「新鮮な味だ」と言って堪能されていました。
蔵の入口には、お酒を作っていますよ!という「印」⇒⇒
酒林(杉玉)がありました。毎年、新しくされてるそうで去年の酒林は中にありました。「お知らせ」の意味もあるみたいです。



中に入ってみると数々の受賞を受けられた表彰状がたくさん。近年では、連続受賞もされてました。
今回は、蔵開きのお忙しい時にお邪魔しましたので従業員さんもとても忙しく、個人的なレポートになりますことをお許し下さいませ。


<蔵の見学会に参加しました>

御案内して頂いた方です。 とても丁寧にわかりやすく説明して頂きました。


まずは、こし器(蒸し器)で110℃の蒸気で約50分、1トン近くのお米を蒸して蒸し上がったお米を樽の中に人が入ってスコップで下駄を履いて掘り出すそうです。


入口から大きなタンクがたくさんあり、入口からお酒の臭いがプンプンしていました。お酒ができるまで、2ヵ月かかるそうで寒い時期は日本酒、春~秋は焼酎を造っているとのことです。焼酎は1ヵ月かけて造るそうです。

タンクの中身は発酵中。毎日まぜて、その度に匂いが変わるそうです。
見学した日はリンゴの匂いがしました。不思議!!お酒が生きてる証拠ですね。

その後は、室温30℃でカビが発生しやすい温度に常に保たれている「こうじ室」で約2日間置き、こうぼ菌が米を食べて、アルコールをはきだす行程があります。



最後の見学場で、貴重な道具を発見しました!
圧縮機なんですが、この圧縮機は昭和10年から今も現役で活躍中で75年もの歴史のある道具です。木の箱に入っている白い袋の中にお酒をねかせて上から圧縮し、お酒をしぼる仕組みになっています。
別名「首つり」というそうで、吊るしてしずくを集める。これが最高級の大吟醸や品評会などに出すお酒造りだそうです。いいしぼり方でお酒の品質も変わることを初めて知りました。昔ながらの作業で、手作業の多いお酒造りをされている梅ヶ枝酒造さんは、とても丁寧なお酒造りをされていることがわかり、感動しました。職人さんの、情熱が感じられました。
当日は、蔵開きということもあり、しぼりたてを 直接くみ上げて、販売されてました(蔵開き限定)。お客様には、人気があってかなりの行列ができていました。



人気があるというお話から・・・・
当日、たくさんのお酒の紹介をして頂いた中からいくつか紹介したいと思います。

女性に人気なお酒は、梅酒やブルーベリー酒、びわ酒など果肉も入ってビタミンCやコーラーゲンも取り入れ、特にご年配の方に多く評価されていたのが印象的です。

あま酒や、季節限定のお酒も目立って売り上げがあると従業員さんも言われていました。
フランスから輸入した樽でねかせた ブランデー風味の焼酎もかわった焼酎でオススメだそうです。





私はノンアルコールのあま酒を試飲させて頂きましたが、ほんとにあま~い!お酒って甘い!?
色々な疑問も出てきまして、酒粕の味も濃い感じで、何杯もいけそうな気がします。とても美味しかったです。

もう一つ、梅ヶ枝酒造さんが作ってらっしゃる酒粕を使用した「西海漬け」は、しんじゅの貝柱を使用しており、他にはない漬物があります。オススメです!



私が買った焼酎は、「ぎんた」と言って、平成21年度 福岡国税局酒類鑑評会本格焼酎部門金賞受賞の麦焼酎です。 焼酎の風味がてとも良く、すごく飲みやすい焼酎でした。個人的にはロックがおススメですね!


蔵開き2日間は、他のイベントもたくさんあり、
特に興味をもったイベントを少し紹介したいと思います。



宮津町の女相撲踊りの方々です。女相撲と聞いて、あまりピンとこられない方もおられると思いますが、宮津町の地区行事として古くからあるものだそうです。現在14名の踊り子さんがいらっしゃいます。佐世保市の行事などにも参加されてます。土俵の周りを歌いながら踊り、最後は土俵入りし、みなさんの「よいしょー」というかけ声でしこを踏みます。



最後には餅つきの演舞があり、餅まきがありした。偶然、私の所にもお餅が飛んできたのでキャッチして、お餅頂きました。

【感想】
今回、初めてお酒造りの説明を聞いてすごく勉強になりました。お酒造りは、愛情込めて造って時間をかけることと、品質管理の徹底でお酒の良さが決まるんだなと感じました。一生懸命さが伝わる品造りは、どの職業に関してもいえることで自分も見習わなければいけないと思いました。
お酒を飲んで「美味しい」と言われることは、もちろんお酒造りの方達にとっては今後の励みになるだろうし、私もサービス業という職業柄、お客様に「また来るよ」、「いい宿だった」など言って頂いた時は嬉しいし、よし!もっと言ってもらえる様に他に何かないかな・・・など考えます。一生懸命な姿は、素晴らしいと感じた日でした。
梅ヶ枝酒造さんのご紹介をもっと詳しくレポートできればとおもったんですが、なかなかうまく伝えられず、申し訳ないです。梅ヶ枝酒造さんは、通常も蔵見学ができますので、佐世保にお越し頂いた時は是非、お寄り頂ければ歴史の見学もできますので、宜しくお願い致します。

◆お問い合わせ先◆
梅ヶ枝酒造株式会社
佐世保市城間町317
0956-59-2311
http://www12.ocn.ne.jp/~umegae/
※山暖簾よりお車で約40分

■平成22年3月17日掲載 取材、原稿/山暖簾スタッフ・古川

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